![]() 放射源、リソグラフィ装置、および、デバイス製造方法
专利摘要:
放射源を改善する。放射源は、放射を生成するように構成される。放射源は、プラズマ燃料から放射放出プラズマを生成するための使用に際して、放電を生成するように構成された第1電極(11;61)および第2電極(12;62)を含む。放射源は、また、前記第1電極(11;61)および前記第2電極と関連付けられた燃料リリース領域へプラズマ燃料を供給するように構成された燃料供給源と、前記燃料供給源により供給された燃料の前記燃料リリース領域からのリリースを誘発させるように構成された燃料リリース装置と、を含む。前記燃料リリース領域は前記第1電極(11;61)および前記第2電極から離隔される。a 公开号:JP2011508377A 申请号:JP2010539335 申请日:2008-12-19 公开日:2011-03-10 发明作者:ハーペン,マーテン,マリヌス,ヨハネス,ウィルヘルムス ヴァン;スール,ワウター,アントン;バニエ,バディム,エヴィジェンエビッチ 申请人:エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ.; IPC主号:H05G2-00
专利说明:
[0001] [0002] 本発明は、放射源および方法、リソグラフィ装置、ならびにデバイスを製造する方法に関する。] [0002] [0001] 本出願は、2007年12月19日出願の米国特許仮出願第61/006,117号の利益を主張し、その全体が参照することにより本明細書に組み込まれる。] 背景技術 [0003] [0003]リソグラフィ装置は、所望のパターンを基板上、通常、基板のターゲット部分上に付与する機械である。リソグラフィ装置は、例えば、集積回路(IC)の製造に用いることができる。その場合、ICの個々の層上に形成される回路パターンを生成するために、マスクまたはレチクルとも呼ばれるパターニングデバイスを用いることができる。このパターンは、基板(例えば、シリコンウェーハ)上のターゲット部分(例えば、ダイの一部、または1つ以上のダイを含む)に転写することができる。通常、パターンの転写は、基板上に設けられた放射感応性材料(レジスト)層上への結像によって行われる。一般には、単一の基板が、連続的にパターニングされる隣接したターゲット部分のネットワークを含んでいる。] [0004] [0004]リソグラフィは、ICならびに他のデバイスおよび/または構造の製造における重要なステップの1つとして広く認識されている。しかしながら、リソグラフィを使用して作られるフィーチャの寸法が小さくなるにつれ、リソグラフィは、小型ICあるいは他のデバイス及び/又は構造を製造できるようにするためのより重要な要因になりつつある。] [0005] [0005]パターンプリンティングの限界の理論的な推測は、式(1)で示される解像度についてのレイリー基準によって与えられ得る: 上の式で、λは、使用される放射の波長であり、NAPSは、パターンを印刷するために使用される投影システムの開口数であり、k1は、レイリー定数とも呼ばれているプロセス依存調整係数であり、CDは、印刷されたフィーチャのフィーチャサイズ(またはクリティカルディメンジョン)である。式(1)から、フィーチャの最小印刷可能サイズの縮小は、3つの方法:露光波長λを短くすることによって、開口数NAPSを大きくすることによって、あるいはk1の値を小さくすることによって達成することができる、と言える。] [0006] [0006]露光波長を縮小するため、したがって、最小印刷可能サイズを縮小させるためには、極端紫外線(EUV)放射源を使用することが提案されている。EUV放射源は、約13nmの放射波長を出力するように構成される。したがって、EUV放射源は、小さなフィーチャの印刷を達成するための重大なステップを構成し得る。そのような放射は、極端紫外線または軟X線と呼ばれ、可能な放射源としては、例えば、レーザ生成プラズマ源、放電プラズマ源、または電子蓄積リングからのシンクロトロン放射が挙げられる。] [0007] [0007] 所定の放射源では、1つの放電電極に/1つの放電電極付近にピンチが配置されている。これは、(位置有感フォイルトラップなどの)デブリ軽減システムおよび自己遮形電極においては不都合な場合がある。] [0008] [0008]放射源を改善することが望ましい。例えば、EUVリソグラフィの場合、EUV放射源により放射されるパワーは、放射源のサイズに応じて変化する。一般的に、放射源により放射されるパワーはできるだけ多く集光されることが望ましい。なぜなら、集光効率が高いことは、放射源に供給する電力を減らせることを意味し、これが放射源の寿命にとって有益であるためである。放射源の大きさは、集光角度とともに、放射源のエタンデュを形成する。放射源のエタンデュ内に放出された放射のみが、パターニングデバイスを照明するために考慮され、かつ使用され得る。] [0009] [0009] 一実施形態では、放射を生成するように構成された放射源が提供される。この放射源は、プラズマ燃料から放射放出プラズマを生成するための使用に際して、放電を生成するように構成された第1電極および第2電極を含む。また、放射源は、前記第1電極および前記第2電極と関連付けられた燃料リリース領域へプラズマ燃料を供給するように構成された燃料供給源も含む。放射源は、さらに、前記燃料供給源により供給された燃料の前記燃料リリース領域からのリリースを誘発させるように構成された燃料リリース装置を含む。前記燃料リリース領域は前記第1電極および前記第2電極から離隔される。] [0010] [0010] 一実施形態では、放射を生成するように構成された放射源が提供される、この放射源は、蒸発プラズマ燃料を生成するように構成された燃料蒸発システムを含む。また、放射源は、前記蒸発プラズマ燃料から放射放出プラズマを生成するために、使用中、間に放電を生成するように構成された第1回転可能電極および第2回転可能電極を含む。放射源は、さらに、前記第1回転可能電極および前記第2回転可能電極を冷却するように構成された冷媒を含む冷媒リザーバを含む。] [0011] [0011] 一実施形態では、放射を生成する方法が提供される。この方法は、少なくとも第1電極および第2電極を提供することと、燃料供給源により、前記第1電極および前記第2電極から離隔した燃料リリース領域へと燃料を移送することと、前記燃料リリース領域から、前記第1電極および前記第2電極に関連付けられた放電経路へと向けて前記燃料のリリースを誘発することと、を含む。方法は、さらに、放電を生成して、前記燃料リリース領域からリリースされた燃料から放射放出プラズマを生成することを含む。] [0012] [0012] 一実施形態では、放射を生成する方法が提供される。この方法は、第1可動または回転可能電極および第2可動または回転可能電極を提供することと、各電極を、熱除去媒体を通して回転させる、または動かすことと、前記電極の近くでプラズマ燃料を蒸発させることと、を含む。方法は、さらに、前記電極間に放電を生成して、蒸発プラズマ燃料から放射放出プラズマを生成することを含む。] [0013] [0013] 一実施形態では、放射ビームを生成することと、前記放射ビームにパターンを形成して、パターン付き放射ビームを形成することと、前記パターン付き放射ビームを基板上に投影することと、を含むデバイス製造方法が提供される。放射ビームを生成することは、少なくとも第1電極および第2電極を提供することと、燃料供給源により、前記第1電極および前記第2電極から離隔した燃料リリース領域へと燃料を移送することと、前記燃料リリース領域から、前記第1電極および前記第2電極に関連付けられた放電経路へと向けて前記燃料のリリースを誘発することと、放電を生成して、前記燃料リリース領域からリリースされた燃料から放射放出プラズマを生成することと、を含む。] [0014] [0014] 一実施形態では、放射を生成することと、前記放射ビームにパターンを形成して、パターン付き放射ビームを形成することと、前記パターン付き放射ビームを基板上に投影することと、を含むデバイス製造方法が提供される。放射を生成することは、第1可動または回転可能電極および第2可動または回転可能電極を提供することと、各電極を熱除去媒体を通して回転させる、または動かすことと、前記電極の近くでプラズマ燃料を蒸発させることと、前記電極間に放電を生成して、蒸発プラズマ燃料から放射放出プラズマを生成することと、を含む。] [0015] [0015] 一実施形態では、放射を生成するように構成された放射源を含むリソグラフィ装置が提供される。この放射源は、プラズマ燃料から放射放出プラズマを生成するための使用に際して、放電を生成するように構成された第1電極および第2電極を含む。放射源は、前記第1電極および前記第2電極と関連付けられた燃料リリース領域へプラズマ燃料を供給するように構成された燃料供給源と、前記燃料供給源により供給された燃料の前記燃料リリース領域からのリリースを誘発させるように構成された燃料リリース装置と、を含む。前記燃料リリース領域は前記第1電極および前記第2電極から離隔される。また、リソグラフィ装置は、前記放射にパターンを形成するように構成されたパターニングデバイスと、前記パターン付き放射を基板のターゲット部分へと投影するように構成された投影システムと、も含む。] [0016] [0016]一実施形態では、放射を生成するように構成された放射源を含むリソグラフィ装置が提供される。この放射源は、蒸発プラズマ燃料を生成するように構成された燃料蒸発システムと、前記蒸発プラズマ燃料から放射放出プラズマを生成するために、使用中、間に放電を生成するように構成された第1回転可能電極および第2回転可能電極と、前記第1回転可能電極および前記第2回転可能電極を冷却するように構成された冷媒を含む冷媒リザーバと、を含む。また、リソグラフィ装置は、前記放射にパターンを形成するように構成されたパターニングデバイスと、前記パターン付き放射を基板のターゲット部分へと投影するように構成された投影システムと、も含む。] 図面の簡単な説明 [0017] [0017] 本発明のいくつかの実施形態を、単なる例として、添付の概略図を参照して以下に説明する。これらの図面において同じ参照符号は対応する部分を示す。] [0018] [0018]図1は、本発明の一実施形態に係るリソグラフィ装置を示す。 [0019]図2は、図1に係るリソグラフィ投影装置のEUV照明システムおよび投影光学系の側面図を概略的に示す。 [0020]図3は、放射源の一実施形態を概略的に示す。 [0021]図4aは、放射源の一実施形態を正面図で概略的に示す。 [0022]図4bは、図4aの実施形態の一部の上面図を示す。 [0023]図5aは、放射源の一実施形態の上面図を概略的に示す。 [0024]図5bは、図5aの実施形態の一部の側面図を概略的に示す。 [0025]図6は、放射源と関連付けられた汚染トラップの幾何学形状を示す。 [0026]図7は、放射源の一実施形態の自己遮蔽を概略的に示す。 [0027]図8は、放射源の一実施形態の自己遮蔽を概略的に示す。 [0028]図9は、燃料小滴ジェネレータを有する放射源の一実施形態を概略的に示す。] 図1 図2 図3 図4a 図4b 図5a 図5b 図6 図7 図8 実施例 [0019] [0029]図1は、本発明の非限定的な一実施形態に係るリソグラフィ装置を概略的に示している。このリソグラフィ装置は、放射ビームB(例えばEUV放射)を調整するように構成された照明システム(イルミネータ)ILと、パターニングデバイス(例えば、マスクまたはレチクル)MAを支持するように構成され、パターニングデバイスを正確に位置決めするように構成された第1ポジショナPMに連結されるサポート構造(例えば、マスクテーブル)MTと、基板(例えば、レジストコートウェーハ)Wを保持するように構成され、かつ基板を正確に位置決めするように構成された第2ポジショナPWに連結される基板テーブル(例えば、ウェーハテーブル)WTと、パターニングデバイスMAによって放射ビームBに付けられたパターンを基板Wのターゲット部分C(例えば、1つ以上のダイを含む)上に投影するように構成された投影システム(例えば、反射投影レンズシステム)PLと、を含む。] 図1 [0020] [0030]照明システムとしては、放射を誘導し、整形し、かつ/または制御するために、屈折型、反射型、磁気型、電磁型、静電型、またはその他のタイプの光コンポーネント、あるいはそれらのあらゆる組合せなどのさまざまなタイプの光コンポーネントを含むことができる。] [0021] [0031]サポート構造は、パターニングデバイスの向き、リソグラフィ装置の設計、および、パターニングデバイスが真空環境内で保持されているか否かなどの他の条件に応じた態様で、パターニングデバイスを保持する。サポート構造は、機械式、真空式、静電式またはその他のクランプ技術を使って、パターニングデバイスを保持することができる。サポート構造は、例えば、必要に応じて固定または可動式にすることができるフレームまたはテーブルであってもよい。サポート構造は、パターニングデバイスを、例えば、投影システムに対して所望の位置に確実に置くことができる。] [0022] [0032] 「パターニングデバイス」という用語は、基板のターゲット部分内にパターンを作り出すように、放射ビームの断面にパターンを与えるために使用できるあらゆるデバイスを指していると、広く解釈されるべきである。放射ビームに付与されたパターンは、集積回路などのターゲット部分内に作り出されるデバイス内の特定の機能層に対応し得る。] [0023] [0033]パターニングデバイスは、透過型であっても、反射型であってもよい。パターニングデバイスの例としては、マスク、プログラマブルミラーアレイ、およびプログラマブルLCDパネルが含まれる。マスクは、リソグラフィでは公知であり、バイナリ、レべンソン型(alternating)位相シフト、およびハーフトーン型(attenuated)位相シフトなどのマスク型、ならびに種々のハイブリッドマスク型を含む。プログラマブルミラーアレイの一例では、小型ミラーのマトリックス配列が用いられており、各小型ミラーは、入射する放射ビームを様々な方向に反射させるように、個別に傾斜させることができる。傾斜されたミラーは、ミラーマトリックスによって反射される放射ビームにパターンを付ける。] [0024] [0034] 「投影システム」という用語は、使われている露光放射にとって、あるいは液浸液の使用または真空の使用といった他の要因にとって適切な、屈折型、反射型、反射屈折型、磁気型、電磁型、および静電型光学系、またはそれらのあらゆる組合せを含むあらゆる型の投影システムを包含し得る。EUVまたは電子ビーム放射では、他のガスが過剰に放射または電子を吸収する可能性があるため、真空を使用するのが望ましい。したがって、真空環境は、真空壁および真空ポンプを利用してビーム経路の全体に提供され得る。] [0025] [0035] 本明細書に示されているとおり、リソグラフィ装置は、反射型のもの(例えば、反射型マスクを採用しているもの)である。また、リソグラフィ装置は、透過型のもの(例えば、透過型マスクを採用しているもの)であってもよい。] [0026] [0036]リソグラフィ装置は、2つ(デュアルステージ)以上の基板テーブル(および/または2つ以上のマスクテーブル)を有する型のものであってもよい。そのような「マルチステージ」機械においては、追加のテーブルは並行して使うことができ、または予備工程を1つ以上のテーブル上で実行しつつ、別の1つ以上のテーブルを露光用に使うこともできる。] [0027] [0037]図1を参照すると、イルミネータILは、放射源SOから放射ビームを受ける。例えば、放射源がエキシマレーザである場合、放射源とリソグラフィ装置は、別個の構成要素であってもよい。そのような場合には、放射源は、リソグラフィ装置の一部を形成しているとはみなされず、また放射ビームは、放射源SOからイルミネータILへ、例えば、適切な誘導ミラーおよび/またはビームエキスパンダを含むビームデリバリシステムを使って送られる。その他の場合においては、例えば、放射源が水銀ランプである場合、放射源は、リソグラフィ装置の一体部分とすることもできる。放射源SOおよびイルミネータILは、必要ならばビームデリバリシステムとともに、放射システムと呼んでもよい。] 図1 [0028] [0038]イルミネータILは、放射ビームの角強度分布を調節するアジャスタADを含むことができる。一般に、イルミネータの瞳面内の強度分布の少なくとも外側および/または内側半径範囲(通常、それぞれσ-outerおよびσ-innerと呼ばれる)を調節することができる。さらに、イルミネータILは、インテグレータおよびコンデンサといったさまざまな他のコンポーネントを含むことができる。イルミネータを使って放射ビームを調整すれば、放射ビームの断面に所望の均一性および強度分布をもたせることができる。] [0029] [0039]放射ビームBは、サポート構造(例えば、マスクテーブル)MT上に保持されているパターニングデバイス(例えば、マスク)MA上に入射して、パターニングデバイスによってパターン形成される。パターニングデバイス(例えば、マスク)MAにより反射された後、放射ビームBは投影システムPSを通過し、投影システムPSは、基板Wのターゲット部分C上にビームの焦点をあわせる。第2ポジショナPWおよび位置センサIF2(例えば、干渉計デバイス、リニアエンコーダ、または静電容量センサ)を使って、例えば、異なるターゲット部分Cを放射ビームBの経路内に位置決めするように、基板テーブルWTを正確に動かすことができる。同様に、第1ポジショナPMおよび別の位置センサIF1を使い、パターニングデバイス(例えばマスク)MAを放射ビームBの経路に対して正確に位置決めすることもできる。パターニングデバイス(例えばマスク)MAおよび基板Wは、マスクアライメントマークM1およびM2と、基板アライメントマークP1およびP2とを使って、位置合わせされてもよい。] [0030] [0040] 例示の装置は、以下に説明するモードのうち少なくとも1つのモードで使用できる。] [0031] [0041] 1.ステップモードにおいては、サポート構造(例えばマスクテーブル)MTおよび基板テーブルWTを基本的に静止状態に保ちつつ、放射ビームに付けられたパターン全体を一度にターゲット部分C上に投影する(すなわち、単一静的露光)。その後、基板テーブルWTは、Xおよび/またはY方向に移動され、それによって別のターゲット部分Cを露光することができる。] [0032] [0042] 2.スキャンモードにおいては、サポート構造(マスクテーブル)MTおよび基板テーブルWTを同期的にスキャンする一方で、放射ビームに付けられたパターンをターゲット部分C上に投影する(すなわち、単一動的露光)。サポート構造(マスクテーブル)MTに対する基板テーブルWTの速度および方向は、投影システムPSの(縮小)拡大率および像反転特性によって決めることができる。] [0033] [0043] 3.別のモードにおいては、プログラマブルパターニングデバイスを保持した状態で、サポート構造(マスクテーブル)MTを基本的に静止状態に保ち、また基板テーブルWTを動かす、またはスキャンする一方で、放射ビームに付けられているパターンをターゲット部分C上に投影する。このモードにおいては、通常、パルス放射源が採用されており、さらにプログラマブルパターニングデバイスは、基板テーブルWTの移動後ごとに、またはスキャン中の連続する放射パルスと放射パルスとの間に、必要に応じて更新される。この動作モードは、前述の型のプログラマブルミラーアレイといったプログラマブルパターニングデバイスを利用するマスクレスリソグラフィに容易に適用することができる。] [0034] [0044] 上述の使用モードの組合せおよび/またはバリエーション、あるいは完全に異なる使用モードもまた採用可能である。] [0035] [0045]図2は、放射システム24、照明光学ユニット44、および投影システムPSを含む投影装置をより詳細に示す。放射システム42は、放電プラズマにより形成され得る放射源SOを含む。EUV放射は、非常に高温のプラズマを生成し、電磁スペクトルのEUV範囲内の放射を放つようなXeガス、Li蒸気、またはSn蒸気などのガスまたは蒸気により生成され得る。非常に高温なプラズマは、少なくとも部分的にイオン化されたプラズマを、例えば放電させることにより生成される。この放射の効率的な生成には、例えば分圧10PaのXe、Li、Sn蒸気または他の任意の好適なガスもしくは蒸気が必要となり得る。放射源SOにより放出された放射は、放射源チャンバ47から、放射源チャンバ47の開口内または開口の後方に位置決めされるガスバリアまたは汚染トラップ(例えばフォイルトラップ)49を介して、コレクタチャンバ48内へと通過する。汚染トラップ49は、チャネル構造を含み得る。汚染トラップ49は、ガスバリアまたはガスバリアとチャネル構造との組み合わせも含んでもよい。一実施形態では、図3において説明するようにスズ(Sn)放射源がEUV放射源として適用される。] 図2 図3 [0036] [0046]コレクタチャンバ48は、かすめ入射コレクタにより形成され得る放射コレクタ50を備える。放射コレクタ50は、上流放射コレクタ側50aおよび下流放射コレクタ側50bを有する。放射コレクタ50は、図2に示すように、リフレクタ142、143および外側リフレクタ146を含む。コレクタ50を通過した放射は、格子スペクトルフィルタ51に反射され、コレクタチャンバ48におけるアパーチャにて仮想放射源点52内にフォーカスされる。コレクタチャンバ48から、放射ビーム56は、照明光学ユニット44内で法線入射リフレクタ53、54を介し、サポートMT上に配置されたパターニングデバイスMAへと反射される。パターン付きビーム57が形成され、このビームは、投影システムPS内で反射素子58、59を介して、基板テーブルWT上に結像される。照明光学ユニット44および投影システムPS内には、通常、図示されているよりも多くの素子が存在し得る。リソグラフィ装置の種類に応じて、任意で、格子スペクトルフィルタ51があってもよい。さらに、図2に示すよりも多くのミラーがあってもよく、例えば、反射素子58、59以外に、1〜4つ以上の反射素子があってもよい。] 図2 [0037] [0047]放射コレクタ50は、外側リフレクタ146の外側表面上、または、外側リフレクタ146の周囲に、例えば保護ホルダ、ヒータなどのさらなる特徴を有してもよいことを理解されたい。参照符号180は、2つのリフレクタ間、例えばリフレクタ142とリフレクタ143との間のスペースを示す。各リフレクタ142、143、146は、少なくとも2つの隣接する反射面を含み得て、この反射面は、放射源SOから遠いほど、放射源SOに近い反射面よりも、光軸Oに対して小さい角度で配置されている。このようにして、かすめ入射コレクタ50は、光軸Oに沿って伝播する(E)UV放射のビームを生成するように構成される。] [0038] [0048]コレクタミラー50のようなかすめ入射ミラーを使用する代わりに、法線入射コレクタを適用してもよい。一実施形態においてリフレクタ142、143および146を有する入れ子式コレクタ(nested collector)としてより詳細に説明し、かつ、特に図2において概略的に示すコレクタミラー50は、本明細書において、コレクタ(またはコレクタミラー)の一例としてさらに使用される。したがって、適用可能な場合において、かすめ入射コレクタとしてのコレクタミラー50は、一般的なコレクタとして解釈してもよく、特定の実施形態においては法線入射コレクタとして解釈してもよい。] 図2 [0039] [0049] さらに、図2に概略的に示すような格子51の代わりに、透過型光学フィルタを適用してもよい。EUVに対して透過性を有し、かつUV放射に対する透過性がより低いか、もしくはUV放射を実質的に吸収する光学フィルタは、従来技術において知られている。したがって、本明細書では、「格子スペクトル純度フィルタ」は、さらに「格子純度フィルタ」として示され、これには格子または透過型フィルタが含まれる。図2には図示しないが、任意の光エレメントとしてさらに含まれ得るものとして、例えばコレクタミラー50の上流側に配置されるEUV透過型光フィルタ、または照明ユニット44および/または投影システムPS内の光EUV透過型フィルタがあげられる。] 図2 [0040] [0050]汚染トラップ49および/または放射コレクタ50および/またはスペクトル純度フィルタ51は、照明光学系44の一部であってもよいことが理解されるであろう。同様に、反射素子53および54は、放射システム42の一部であってもよい。] [0041] [0051]図1および2の実施形態では、リソグラフィ装置1は、パターニングデバイスMAがプログラマブルミラーアレイであるマスクレスの装置である。このようなアレイの一例は、粘弾性制御層および反射面を有するマトリックスアドレス可能表面(matrix-addressable)である。このような装置の背景にある基本原理は、例えば、反射面のアドレス指定された領域が入射した放射を回折放射として反射し、一方アドレス指定されない領域は非回折放射として入射した放射を反射する。適切なフィルタを使用し、反射ビームから非回折放射を排除し、回折放射のみを残す。このようにして、ビームは、マトリックスアドレス指定可能表面のアドレス指定パターンにしたがってパターン付けされる。代替的な実施形態のプログラマブルミラーアレイは、小さいミラーのマトリックス配置を採用し、各ミラーは、好適な局所化した電界を印加するか、またはピエゾアクチュエータを採用することにより、個別に軸周りに傾斜させることができる。ここでも、ミラーはマトリックスアドレス可能であり、アドレス指定されたミラーは、入射する放射ビームをアドレス指定されないミラーとは異なる方向に反射する。このようにして、反射ビームは、マトリックスアドレス可能ミラーのアドレス指定パターンにしたがってパターン付けされる。必要なマトリックスのアドレス指定は、好適な電子機器を使用して行うことができる。上述した両状況において、パターニングデバイスは1つ以上のプログラマブルミラーアレイを備えることができる。本明細書で言及するミラーアレイに関するより詳細な情報は、例えば、米国特許第5,296,891号および第5,523,193号、ならびにPCT国際公開公報第98/38597号および98/33096号を参照されたい。プログラマブルミラーアレイの場合、サポート構造は、例えば、必要に応じて固定または可動式にすることができるフレームまたはテーブルとして具体化されてもよい。] 図1 [0042] [0052]プログラマブルミラーアレイ内のミラーのサイズは、一般的に従来の(反射型または透過型)マスク上に存在するパターンのクリティカルディメンジョンよりも大きい。したがって、マスクレスリソグラフィ装置は、一般的に、マスクレスでない装置の投影レンズよりも高い縮小率を有する投影レンズを必要とする。例えば、マスクレスリソグラフィ装置の縮小率は約100であるが、一方、マスクレスでないリソグラフィ装置の縮小率は約4である。したがって、投影システムの所与の開口数に対し、マスクレス装置内の投影システムPSにより集光されるパターン付き放射ビームは、従来の(反射型または透過型)マスクを使用するリソグラフィ装置よりもはるかに小さい。これは、結果的に、マスクレス装置のエタンデュを制限する。] [0043] [0053] 従来のパターニングデバイス用に開発された既存のEUV放射源SOは、マスクレスリソグラフィ装置よりもかなり大きい放射源エタンデュを有する。放射源のエタンデュがリソグラフィ装置のエタンデュよりも大きい場合、放射は損失される場合がある。結果的に、各基板の露光時間が長くなり得る。これは、基板のスループットに影響する場合がある。] [0044] [0054]マスクレス装置のエタンデュが小さいために、プラズマ放射源SOにより放出される放射の全てをリソグラフィ装置1で集光し、放射損失を制限することが望ましい。放射源SOにより放出された実質的に全ての放射が、確実に、パターニングデバイスMAを照射し、かつ投影システムPSにより集光されるためには、放射源SOのエタンデュとリソグラフィ装置1のエタンデュとを整合させることが望ましい。例えば、図1および2の実施形態では、放射源のエタンデュを約0.03mm2ストラジアン未満の範囲にまで制限するのが望ましい。] 図1 [0045] [0055]図3は、放射を生成するように構成された放射源を概略的に示す。例えば、この放射源は、リソグラフィ装置の上述した放射源SOとして使用することができる。この放射源は、リソグラフィとは異なる分野で使用することもできる。図3の実施形態では、放射源は、第1回転電極111および第2回転電極112を有する。電極111、112の回転軸は、それぞれ、点線Xr1およびXr2で示される。電極111、112の下部は、各冷却槽14、15内に延在し、冷却槽14、15内に含まれる冷媒により冷却される。一方の冷却槽111は、プラズマ燃料リザーバとしても機能する(つまり、該当する(respective)冷媒は、プラズマ燃料としても機能する)。例えば、プラズマ燃料リザーバ槽14は、液状のプラズマ燃料、例えば液体スズ(Sn)を含む。例えば、本出願では、プラズマ燃料は、スズ(Sn)、キセノン(Xe)、リチウム(Li)、ガドリニウム(Gd)、テルビウム(Tb)、またはこれら元素の任意の好適な化合物、組み合わせ、もしくは合金、または別の好適な燃料とすることができる。動作中、該当する槽14のプラズマ燃料は、該当する回転電極111を湿らせることができる(つまり、燃料の層が回転電極111の外側表面に付着する)。他方の槽15は、燃料槽14と同じ材料または別の材料(特に、液体)を含むことができる。放射源は、電極111と電極112との間に放電Edを誘発するために、好適な高圧接続線23を介して電極111、112と接続される高電圧電力源22も備えることができる。例えば、接続線23は図3〜4に示すように、電極111、112と(例えば各回転軸を介して、または好適な低摩擦接点を介して)直接接触することができる。あるいは、槽14、15に含まれる(冷却)媒体が導電性を有する場合は、接続線23は、例えば槽14、15を介して、特にこれら槽14、15に含まれる(冷却)媒体を介して、電極111および112に間接的に接触することができる(図5aも参照のこと)。] 図3 図4a 図4b 図5a 図5b 図6 図7 図8 図9 [0046] [0056]燃料リリース装置(fuel release)21、または燃料リリースインデューサが設けられている。燃料リリース装置21は、放射放出プラズマRPを生成するために、燃料供給電極111により供給された燃料の燃料リリース領域からの蒸発を誘発するように構成される。本実施形態では、燃料リリース領域は、回転プラズマ燃料供給電極111の湿った表面の一部分または一部であり、燃料リリース装置21により画定される。特に、燃料リリース装置は、レーザビームLeを電極111の湿った表面に放出し(これにより燃料リリース領域を画定し)、この領域からの燃料リリースを生じさせるレーザ源とすることができる。例えば、レーザビームLeは、電極111から燃料の少なくとも一部を熱除去するのに十分なほどに強力なものとすることができる。本実施形態では、レーザビームに照射される燃料リリース領域は、一方の電極111の一部である。動作中、リリースされた燃料が燃料リリース領域から迅速に蒸発し、かつリリース燃料を使用して電極間に放電を生成することができるように、電極111、112は、例えば真空などの低圧力環境に配置されることが好ましい。図4aおよび4bに係る放射源の動作中、当該領域からリリースされた燃料は、反対の回転電極112に到達し、電極間に電流経路を提供する。電力源22により提供された電極111と電極112との間の高圧は、電極111と電極112との間に電流経路を介して放電Ed(点線により示される)を発生させ(ignite)、この放電Edは、放射(例えば、燃料がスズまたはEUV放射に好適な他の燃料の場合は、EUV放射)を放出する放射放出プラズマRPを生成する。図3に示すように、本実施形態では、プラズマRPは、相対的に大きなエタンデュをもたらす楕円形を有する。図3の実施形態におけるプラズマ密度は、放電中、電極に対して対称的ではなくなる(つまり、プラズマ密度は、燃料が蒸発している電極111付近において、他方の電極112付近のプラズマ密度よりも高くなる)。] 図3 図4a [0047] [0057]図7は、図3の実施形態に類似した実施形態を示し、2つの回転電極111’および112’、ならびに、各々の槽14’および15’を含む。この場合、各電極111’、112’は急傾斜のエッジを有し、各電極111’、112’は垂直に位置決めされ、かつ互いに位置合わせされている。図7の実施形態では、電極111’、112’は、(所望の放射放出経路の下流部に対して)電極表面からの弾道デブリの放出を「自己遮蔽」している。言い換えれば、電極111’および112’は、(光軸に沿った)一般的な所望の放射放出方向RDで、デブリ放出経路の一部を物理的に遮断するように配置される。] 図3 図7 [0048] [0058] 特に、回転ディスク電極を有する放射源設計(例えば、図3および7を参照)において、放電は、一方の電極(例えばカソード)からの液体燃料(例えばスズ)のレーザ蒸発により引き起される。これにより、放電の瞬間に、燃料プラズマの非対称分布が引き起される。つまり、プラズマ密度は、燃料が蒸発した電極111、111’付近で最も高い。結果として、(例えばEUV)ピンチは、電極間の中間では形成されず、カソードの非常に近くで形成される。この短い距離のため、ピンチとカソードを分解(resolve)するには、任意で下流側に設けられる汚染軽減デバイス49のフォイル間の間隔を非常に近くすることが要求される。カソード111、111’からのレーザ蒸発が最適ではない別の用途は、上述した自己遮蔽電極である。これは、プラズマが電極表面に垂直な方向へと拡張し、自己遮蔽電極の場合、この方向が放電方向と平行でないためである。このことが自己遮蔽電極の保護角度を制限する。] 図3 [0049] [0059]図4aおよび4bは、相対的に小さいエタンデュを提供する改善された放射源の実施形態を概略的に示す。また、図4aおよび4bに係る実施形態は、より均一なプラズマ、または少なくともより対称的に分布した密度を有するプラズマを提供することができる。図4aおよび4bの実施形態は、燃料リリース領域が第1および第2の回転電極14、15の各々から離隔している点で図3の実施形態とは異なる。] 図3 図4a [0050] [0060]図4aおよび4bは、放射源のEUV放出領域(つまり、プラズマRP)の軸方向サイズを小さくすることにより、縮小された放射源エタンデュを提供することができる。プラズマ放射源の調整された(例えば、縮小された)エタンデュにより、リソグラフィ装置1のエタンデュと放射源のエタンデュとを整合させることができる。] 図4a [0051] [0061] さらなる実施形態では、燃料供給源13は、燃料リザーバから燃料リリース領域へと燃料を移送するように構成された燃料移送システムを含むか、またはこの燃料移送システムの一部を成す。また、一実施形態では、放射源は、燃料供給源13を回転させるように構成された1つ以上の駆動機構19を含むことができる。図4aおよび4bでは、特に、燃料供給電極13は少なくとも第1および第2の放電電極11および12の一部ではない。] 図4a [0052] [0062] 特に、図4aおよび4bの実施形態では、放射を生成するために使用する際、放電Edを生成するように構成された少なくとも3つの回転電極11、12、13(本実施形態では3つ)が設けられている。この場合、2つの外側電極11および12が設けられ、外側電極11と12との間に1つの第3の電極13が配置される、または延在する。各電極11、12、13は、回転電極であり、動作中、各回転軸Xr1、Xr2、Xr3の周りを回転する。電極11、12、13を駆動する(つまり、回転させる)駆動手段は図示されていない。このような駆動手段は、多様に構成可能であり、好適な軸受け、電極11、12、13に直接的または間接的に接続されるモータ(例えば、該当する電極13を搬送するハブモータ19、または他種類のモータ)、トランスミッション、電極キャリア、および/または好適な電極回転インデューサを含み得ることが当業者には理解されるであろう。一実施形態では、単一の駆動ユニットで同時に電極11、12、13を駆動することができように、電極11、12、13は互いに相互接続することができる。電極11、12、13は、互いに独立して駆動することができる。一実施形態では、電極11、12、13は、動作中同一の回転速度を有し得る。一実施形態では、例えば、第3電極の回転速度は、外側電極11、12の回転速度よりも速い、または遅い。] 図4a [0053] [0063]電極11、12、13は、それぞれ、多様に構成および成形することができる。例えば、各電極11、12、13は、回転輪とすることができる。各電極11、12、13は、回転対称または円筒状のユニットとすることができる。各電極11、12、13は、導電材料、例えば1つ以上の金属から成るか、またはこの導電材料を含むことができる。各電極11、12、13は、高い熱負荷および電気負荷において動作可能な材料から作られることが好ましい。外側電極11、12は、互いに同様にまたは互いに異なるように、構成および成形することができる。また、第3(または内側)回転電極13は、外側電極11、12の各々または一方と同様に、または異なるように、構成および成形することができる。本実施形態では、例えば、内側電極13は、外側電極11、12よりも小さい直径を有する。あるいは、内側電極13の直径は、外側電極11、12の直径と同一、またはより大きくすることができる。] [0054] [0064] 一実施形態では、例えば、電極の回転軸は互いに平行とすることができる。本実施形態では、しかし、回転軸Xr1、Xr2、Xr3は異なる方向に延在する。また、例えば、回転軸Xr1、Xr2、Xr3は、(本実施形態のように)全て同一の仮想垂直平面内、または異なる仮想垂直平面内に延在することができる。本実施形態では、外側電極11、12は、電極11、12、13の下端間の距離が反対側(上側)の放電端間の距離よりも大きくなるように、第3電極13に対して傾斜している。本実施形態では、第3電極13は、少なくとも第1および第2電極11、12の放電領域に対して対称関係になるように各燃料リリース領域(下記参照)を位置決めするように構成される。特に、この目的で、(燃料リリース動作中)第3電極の頂部は、各外側電極11、12における近傍の頂部から同一距離L1だけ離隔される(図4b参照)。] 図4b [0055] [0065] 本実施形態では、電極11、12、13の(下方)部分は、各第1槽14、15および第2槽16に含まれる液体内に延在する(つまり、液体に浸漬され、接触する)。第3電極に関連する第2槽16は、プラズマ燃料リザーバとして機能する、つまり、槽16に含まれる液体は、プラズマ燃料としても機能する。例えば、プラズマ燃料リザーバ槽16は、液状のプラズマ燃料、例えば液体スズまたは別の好適な燃料を含む。例えば、レーザ21は、第3電極13および燃料リザーバ16と組み合わせて、蒸発したプラズマ燃料を生成するように構成された「燃料蒸発システム13、16、21」と呼ぶことができる。一実施形態では、例えば燃料蒸発システムに燃料小滴ジェネレータまたは燃料ジェットジェネレータが設けられている場合は、燃料配送ユニット13が移動または回転する際に通る燃料槽を含まない燃料蒸発システムを設けることができる(例を以下に示す。図9参照)。] 図9 [0056] [0066] 動作中、プラズマ燃料16は、該当する第3電極13を湿らせることができる(つまり、燃料の層が回転電極13の外側に付着する)。他の(第1)槽14、15は、燃料槽16と同一の材料または異なる材料(特に、液体)を含むことができる。本実施形態では、3つの異なる槽14、15、16は、3つの回転電極11、12、13と関連付けられている。あるいは、例えば、媒体を含む単一の槽など、より少ない数の槽を設け、各電極11、12、13を部分的に媒体内に延在させるか、または1つのプラズマ燃料リザーバ16が第3電極13に燃料を供給し、かつ1つの第2リザーバが外側電極11、12と接触する媒体を含むようにすることもできる。本実施形態では、各槽14、15、16に含まれる液体は、各回転電極11、12、13用の冷媒として機能する。また、当業者には理解されるように、槽14、15、16は、例えば冷却システムおよび/または冷媒再循環システムなどの冷媒温度調整システム(図示なし)を備え、槽内に含まれる冷媒の温度を調整することができる。] [0057] [0067]図4aおよび4bの実施形態では、好適な高圧接続線23を介して電極11、12、13に接続される高電圧電力源22も設けられ、外側電極11、12と第3電極13との間にそれぞれ放電Edを誘発させる。例えば、第1および第2電極11、12は、アノードとして、第3電極はカソードとして機能することができ、その逆もまた可能である。] 図4a [0058] [0068]レーザデバイスのような燃料リリース装置21または燃料リリースインデューサを設けてもよい。燃料リリース装置21は、電極13の湿った表面にレーザビームLeを放出する(それにより電極13における燃料で湿った外側表面から燃料リリース領域を画定する)ように構成され、当該領域から燃料のリリースを生じさせ得る。動作中、電極11、12、13は、例えば真空といった低圧力環境に配置されてもよく、これによりリリースされた燃料は燃料リリース領域から迅速に蒸発し、このリリース燃料を使用して電極間に放電を生成することができる。] [0059] [0069]図4aおよび4bの放射源の動作は、リソグラフィデバイス製造方法の一部を成すことができるが、必須ではない。放射源の動作は、放射を生成する方法であって、回転燃料供給電極13が第1および第2電極11、12から離隔された該当する燃料リリース領域へ(リザーバ16から)燃料を供給する、方法とすることができる。レーザユニット21は、燃料リリース領域から、他の電極11、12と関連付けられた放電経路へ向けた燃料のリリースを誘発する。その後、電極11、12、13間の放電Edは、リリースされた燃料から放射放出プラズマRPを生成する。特に、放電は、一方の第1および第2電極11、12の各々と他方の第3電極13との間で発生する。また、使用に際して、電極11、12、13は、使用中、放射放出プラズマRPを圧縮する力を生成するべく電極間に延在する放電経路が実質的に湾曲するように、互いに対して位置付けられた。一実施形態では、各電極11、12、13の少なくとも一部は、各槽13、14、15に保持された熱除去媒体を介して回転している、または連続的に移動している。] 図4a [0060] [0070] 例えば、図4aおよび4bに係る放射源の動作中、全ての電極11、12、13は回転し、(冷却槽14、15、16を介して電極を湿らせる)冷却燃料により冷却される。第3電極13は、燃料移送デバイスとして機能し、該当する槽16からレーザ21により照明可能な領域(つまり、本実施形態では電極頂部)へと燃料を移送するようにしてもよい。レーザ照明されると、燃料は第3回転電極からリリースされる。第3電極13から/第3電極によりリリースされた燃料は、外側電極11、12の近傍部分の表面に到達することにより、その間に複数の電流経路Edを提供することができる。電力源22により提供される電極11、12、13間の高電圧により、電極11、12、13間に電流経路を介して放電Ed(点線により示す)が発生し、この放電Edが放射(例えば、燃料がスズまたはEUV放射を放出するのに好適な他の燃料の場合は、EUV放射)を放出する放射放出プラズマRPを生成する。放射放出の制御は、例えば、レーザ21および/または電力源22を制御することにより達成することができる。例えば、当業者には理解されるように、放射源は、連続的に、半連続的に、断続的に、パルス態様で(パルス源)、周期的に、および/または別の態様で放射を提供するように動作させることができる。] 図4a [0061] [0071]図4aに示すように、本実施形態では、プラズマRPは図3に示す形状に対して、より小さい軸方向サイズを有する。図4aおよび4bの実施形態は、湾曲した放電Edに対して湾曲した電気経路を提供することができ(図4a参照)、これが電磁相互作用を介して放射放出プラズマRPの軸方向制限を引き起すと考えられる。このようにして、所望の相対的に小さい放射源エタンデュを達成することができる。] 図3 図4a [0062] [0072] したがって、本実施形態は、1つの電極から他の電極へのピンチ伝播を防ぐフィールド構成を提供することができる。また、さらなる実施形態では、同一の入力(電)力に対して相対的に大量の有益な放射パワーが供給できるようにエタンデュを整合させることができ、これによりスループットを増加させ、かつ熱負荷およびインフラストラクチャ要件を減少させる。] [0063] [0073]図5aおよび5bは、放射源の一実施形態の別の非限定的な例を示す。図5aおよび5bの放射源構成は、図4aおよび4bの構成とほぼ同一である。異なる点は、第3回転エレメント(つまり、燃料供給源)63が電極ではない、または少なくとも放射放出動作中に高電圧電力源22と電気的に接続されていないことである。図5aおよび5bの実施形態では、供給ユニット63によって提供される該当する燃料リース領域もまた回転する各第1および第2の電極61、62から離隔している。特に、この場合、燃料供給源63は、第1および第2放電電極61、62の一部ではない。] 図4a 図5a [0064] [0074] 図5の実施形態は、電極61、62に関して相対的に大きな保護角度を提供し(図8および9も参照のこと)、かつ電極61、62に対して相対的に対称的なプラズマ分布を提供することができる改善された放射源の実施形態を提供し得る。] 図8 [0065] [0075]図5aおよび5bの実施形態では、少なくとも3つの回転ユニット61、62、63が設けられ(本実施形態では、3つ)、外側ユニット61、62は、放射を生成するために使用する際、間に放電Edを生成するように構成される。電極61、62を駆動(つまり、回転)するための駆動手段は、参照符号19’により概略的に示される。当業者には理解されるように、このような駆動手段は、多様に構成することができ、好適な軸受け、ユニットに直接的または間接的に接続されるモータを含むことができる。] 図5a [0066] [0076]図5aおよび5bに示される実施形態では、(2つの)電極61、62の(下方)部分は、各第1槽64、65に含まれる冷却液内に延在(つまり、液体に浸漬され、接触する)。第3回転ユニット63に関連する第2槽66は、プラズマ燃料リザーバとして機能する、つまり、この槽66に含まれる液体もまたプラズマ燃料として機能する。動作中、プラズマ燃料66は、該当する第3回転ユニット63を湿らせることができる。他の(第1)槽64、65は、燃料槽66と同一の材料または異なる材料(特に液体)を含むことができる。本実施形態では、3つの異なる槽64、65、66は、3つの回転ユニット61、62、63と関連付けられている。一実施形態では、(上述したように)より少ない数の槽を設けることができる。本実施形態では、各槽64、65に含まれる液体は、各回転電極61、62用の冷媒として機能する。上述したように、当業者には理解されるであろうが、例えば、冷却槽64、65は、例えば冷却システムおよび/または冷媒再循環システムといった冷媒温度調整システム(図示なし)を備え、当該槽に含まれる冷媒の温度を調整することができる。回転燃料供給ユニット63と関連付けられた燃料槽66は、このユニットを冷却する冷却槽として機能する必要はない、または、他の槽64、65により提供される冷却性能よりも低い冷却性能を有することができる。] 図5a [0067] [0077]図5aおよび5bの実施形態では、電極61と電極62との間に放電Edを誘発させるために、好適な高圧接続線23を介して電極61、62に接続された高電圧電力源22もまた設けられている。本実施形態では、例えば、接続線23は、槽64、65を介して、特に、これらの槽64、65に含まれる導電性冷媒(例えば、スズなどの液体金属)を介して、電極61、62に間接的に電気接続されている。] 図5a [0068] [0078] ここでもまた、レーザデバイスなどの燃料リリース装置21または燃料リリースインデューサは、回転燃料供給源63の湿った表面に向けてレーザビームLeを放出し、この領域から燃料の蒸発を生じさせるように提供および構成される。] [0069] [0079]回転ユニット61、62、63は、それぞれ、多様に構成および成形することができる。例えば、各電極61、62は、回転輪とすることができる。各電極61、62は、回転対称また円筒状のユニットとすることができる。各電極61、62、例えば1つ以上の金属などの導電性材料から成るか、またはこの導電性材料を含むことができる。電極61、62は、互いに同様にまたは互いに異なるように、構成および成形することができる。本実施形態では、第3(または内側)回転ユニット63は、電極61、62よりも小さい直径を有する。図5bに示すように、第3ユニット63の頂部は、電極61、62の頂部の高さよりも下方に配置される。第3ユニット63の頂部は、電極61、62の回転軸の高さよりも下方に配置されてもよい。また、第3ユニットにより提供される燃料供給領域は電極61、62の回転軸の高さよりも下方に配置される。] 図5b [0070] [0080]図5aに示すように、2つの電極61、62の前方(放電)部分間の距離がこの電極61、62の反対(後方)部分間の距離よりも大きくなるように、2つの電極61、62の回転軸は異なる方向に延在し、かつ電極61、62は燃料供給源63の対向面に対して傾斜させ得る。燃料供給源63は、少なくとも第1および第2電極61、62の放電領域に対して対称関係になるように該当する燃料リリース領域を位置決めするように構成され得る。特に、この目的で、(図示するように)燃料供給源63の(動作中の)(燃料リリース)表面は、各電極61、62の近傍端から同一距離だけ離隔され得る。] 図5a [0071] [0081]放射源は、燃料蒸発位置(つまり、レーザビームLeにより照射された燃料リリース領域)を下流側の放射集光フィールド(図5b中、角度βで示される)から少なくとも部分的に遮蔽するために、例えばプレートまたは他のエレメントとなどの1つ以上のシールド80(図5a中、点線の長方形により示される)を備えてもよい。(円錐形状の集光フィールド、または異なる構成あるいは形状を有するフィールドとすることができる)放射集光フィールドの頂点は、放射放出プラズマRPの中心と一致させることができる(図5a参照)。このようなシールドは、例えば位置有感汚染トラップ49および(後述する)自己遮蔽電極など所定の用途において有利と成り得ることがわかっている。このような遮蔽は、レーザ蒸発により生成された微粒子が集光角度/フィールドβ内に移動するのを防ぐことができる。] 図5a 図5b [0072] [0082] 例えば、非限定的な実施形態では、放射源システムは、動作中各スズ(Sn)槽64、65を通って回転するディスク状の電極61、62と、別のSn槽66を通って回転するディスク状のターゲット63と、レーザビームLeとを備えることができる。ターゲット63と槽66は、電極61、62およびそれらの槽64、65から電気的に絶縁されていることが好ましい。ターゲット63およびレーザビームLeは、除去された燃料が放電の所望の位置で両電極61、62に到達するように構成することができる。これは、蒸気が両電極61、62に同時に到達し、「ピンチ」RPが電極61と電極62との間の中間に形成され得るように、対称的になされ得る。さらに、ターゲットユニット63は、集光可能な放射を妨害しないように集光角度βの外側に位置決めされるのが好ましい。既に述べたように、(電極61、62を保護および冷却するために使用される)槽64、65内の液体は、(放射源の燃料として使用される)燃料槽66内の液体と同一である必要はない。例えば、一実施形態では、電極槽64、65内の液体は、例えばGa、In、Sn、Bi、Znまたはこれら金属の合金など別の低融点金属であってもよい。] [0073] [0083]図5aおよび5bの実施形態の動作は、放射を生成する方法であって、回転燃料供給源63が(リザーバ66から)第1および第2電極61、62から離隔された該当する燃料リリース領域へと燃料を供給する、方法とすることができる。レーザビームLeは、回転燃料供給ユニット63の燃料膜含有表面上の燃料リリース領域を画定し、2つの回転電極61と回転電極と62の間に(実質的に直線で)延在する放電経路に向けて燃料を蒸発させる(図5a〜8中、蒸発した燃料は雲状の斑点により示される)。その後、電極61と電極62との間の放電Edは、放電経路に到達した蒸発燃料の一部から放射放出プラズマRPを生成する。各電極61、62は、各槽64、65に保持された熱除去媒体を通って回転し得る(または連続的に動き得る)。] 図5a 図5b 図6 図7 図8 [0074] [0084]電力源22により提供された電極61と電極62との間の高圧は、電流経路を介して電極61と電極62との間に放電Ed(点線で示される)を発生させ、この放電Edは、放射を放出する放射放出プラズマRPを生成する。得られたプラズマは、電極61、62に対して良好な対称密度分布を有する。] [0075] [0085] このように、図5aおよび5bの実施形態は、電極61、62の一方からよりもむしろ、専用のターゲット63からプラズマ燃料の蒸発を提供することができる。例えば、専用ターゲット63は、別体の液体スズ(Sn)槽を通って回転する第3ディスク63とすることができる。] 図5a [0076] [0086]図9に示すように、ターゲットは、回転電極61と回転電極62との間に配置される(かつ、各電極61、62からは離隔した)蒸発領域に到達するように噴射されるスズ(Sn)の小滴またはジェットである。後者の場合、例えば、システムは、蒸発したプラズマ燃料を生成するように構成された燃料蒸発システム21、41を備えることができ、この蒸発システムは、燃料小滴または燃料ジェットジェネレータ41(またはディスペンサ)と、この燃料小滴または燃料ジェットジェネレータ41により吐出され、蒸発領域に到達した燃料を少なくとも部分的に蒸発させるレーザ21と、を含む。例えば、ターゲットは、レーザ21と同期された小滴ジェネレータ41により生成された(好ましくは質量制限された)Sn小滴45を含むことができ、これにより小滴45は(放射放出プラズマRPを生成するために、回転電極61と回転電極62との間の)所望の位置で蒸発させられる。さらに別の実施形態では、ターゲットはSnの連続的なジェットから成る。] 図9 [0077] [0087]図5aおよび5bの実施形態は、例えばフォイルトラップなどの下流側汚染軽減システム49(図1および2を参照)と組み合わせて使用してもよい。例えば、汚染トラップ49がフォイルトラップの場合、所定のフォイルスペース要件が緩和され、燃料の取り扱いを改善し、かつ光透過率を著しく(通常、60%から90%に)増加することができる。] 図1 図5a [0078] [0088] (図8においてφで示される)いわゆる保護角度は、集光角度β全体を含むように延在することができ、電極61、62がより腐食の影響を受けにくくすることができる。上述した保護角度φは、(自己遮蔽)電極61、62と関連付けられ、所定のデブリが生成する電極表面の向きにより画定される。(図7に係るシステムのような)所定のシステムでは、電極111’から蒸発した燃料蒸気が他方の外側電極112’に向けて誘導されるべきであるため、保護角はかなり小さい値(例えば、<45°)に制限され得る。したがって、所望の大きい保護角度φが実現可能でない場合もある。図5aおよび5bの本実施形態は(図8も参照のこと)、電極61、62の傾斜したエッジから見て均等なプラズマ燃料分布を提供することができ、これによりかなり大きい保護角度φがもたらされる。] 図5a 図7 図8 [0079] [0089]放射源システムは、例えばフォイルトラップなどの(位置有感)汚染軽減器49と組み合わせて使用することができる。その場合、放射源ピンチRPは、電極の一方の近くではなくむしろ、図6に示すように(電極61および62の最近接端エッジまたは再近接部分間に延在する)電極間隙の中心、または当該中心の付近、例えば所望の光路OP上の中央に配置することができる。したがって、ピンチRPと電極61、62のデブリ放出表面との間の間隔は大きくなる。これにより、(光路OPに対して同心状に配置された)下流側のフォイルトラップ49の汚染軽減フォイルの間隔をより大きくすることが可能となり、光透過率の向上および放射源燃料の取り扱いの改善がもたらされる。例えば、非限定的な実施形態では、通常、フィルタ幅(図6においてs)は、相対的に大きな数値(例えば、1mmよりも大きい数値)まで増加させることができる。フィルタ幅sは、以下の式によりフォイルトラップ寸法および放射源構成と関連付けられる。 ここで、r1は光軸に沿って測定されたピンチRPと上流側フォイルトラップ端との間の距離であり、r2は光軸に沿って測定されたピンチRPと下流側フォイルトラップ端との間の距離であり、dは(光軸に対して法線方向に(normally)測定した)上流側フォイルトラップ端のフォイル間隔である。このように、フォイルの間隔は、フィルタ幅に比例する。したがって、フィルタ幅が4倍に増加すると、フォイル間隔、ひいてはフォイルの前部における光損失は4分の1に減少する。例えば、通常の構成において、光透過率は約60%から90%を以上に増加し得る。] 図6 [0080] [0090]図8は、図5aおよび5bの実施形態と同様の実施形態を示す。図8の実施形態では、2つの回転電極61’、62’と、各々の槽64’、65’が設けられる。この場合、各電極61’、62’は、急傾斜のエッジを有し、各電極61’、62’は例えば垂直に位置決めされ、かつ互いに(隣り合って)位置合わせされる。本実施形態では、電極61’、62’は、自己遮蔽している。さらに、図8の実施形態では、放射源は、該当する槽66’を有する専用の回転ターゲットユニット63’を備える。ターゲットユニット63’から発せられた燃料蒸気は、動作中、両電極61’、62’に到達する。図8の実施形態では、保護角度φは全集光角度βに跨るほどに大きい角度とすることができる。この構成のさらなる利点は、自己遮蔽電極61’、62’が腐食の影響を受けにくくなることである。例えば、図7の実施形態では、小さい電極間隙および高い電界のために、放電は電極14’、15’の鋭い角部付近で発生する。結果として、この角部は時間の経過と共に丸みを帯び(become blunt)、これによりデブリ抑制の点で電極14’、15’の性能が低下することがある。図8の実施形態では、電極表面上の放電位置は、より良好に制御され、したがって鋭い角部からより離れて配置させることが可能となる。] 図5a 図7 図8 [0081] [0091] したがって、本発明の実施形態は、特に液体燃料槽を通って回転する回転ディスク電極を用いて、特定の(好ましくは対称的な)プラズマ密度分布を提供することができる。本発明は、位置有感デブリ軽減デバイス49を適用する場合に、「緩和された」フィルタ距離要件をもたらし、かつ自己遮蔽電極を適用する場合に保護角度の増大を提供することができる。] [0082] [0092] 本明細書において、IC製造におけるリソグラフィ装置の使用について具体的な言及がなされているが、本明細書記載のリソグラフィ装置が、集積光学システム、磁気ドメインメモリ用のガイダンスパターンおよび検出パターン、フラットパネルディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD)、薄膜磁気ヘッド等の製造といった他の用途を有し得ることが理解されるべきである。] [0083] [0093]光リソグラフィの関連での本発明の実施形態の使用について上述のとおり具体的な言及がなされたが、当然のことながら、本発明は、他の用途、例えば、インプリントリソグラフィに使われてもよく、さらに状況が許すのであれば、光リソグラフィに限定されることはない。] [0084] [0094] 本明細書で使用される「放射」および「ビーム」という用語は、紫外線(UV)(例えば、365nm、355nm、248nm、193nm、157nm、または126nmの波長、またはおよそこれらの値の波長を有する)、および極端紫外線(EUV)(例えば、5〜20nmの範囲の波長を有する)、ならびにイオンビームや電子ビームなどの微粒子ビームを含むあらゆる種類の電磁放射を包含している。] [0085] [0095] 以上、本発明の具体的な実施形態を説明してきたが、本発明は、上述以外の態様で実施できることが明らかである。例えば、本発明は、上記に開示した方法を表す1つ以上の機械読取可能命令のシーケンスを含むコンピュータプログラムの形態、またはこのようなコンピュータプログラムが記憶されたデータ記憶媒体(例えば、半導体メモリ、磁気ディスクまたは光ディスク)の形態であってもよい。] [0086] [0096] 上記の説明は、制限ではなく例示を意図したものである。したがって、当業者には明らかなように、以下に記載する特許請求の範囲を逸脱することなく本記載の発明に変更を加えてもよい。]
权利要求:
請求項1 プラズマ燃料から放射放出プラズマ(RP)を生成するための使用に際して、放電を生成するように構成された第1電極(11;61)および第2電極(12;62)と、前記第1電極(11;61)および前記第2電極(12;62)と関連付けられた燃料リリース領域へプラズマ燃料を供給するように構成された燃料供給源(13;63)と、前記燃料供給源により供給された燃料の前記燃料リリース領域からのリリースを誘発させるように構成された燃料リリース装置(21)であって、前記燃料リリース領域は前記第1電極(11;61)および前記第2電極(12;62)から離隔された、燃料リリース装置(21)と、を含む、放射を生成するように構成された放射源。 請求項2 前記第1電極(11;61)または前記第2電極(12;62)または前記燃料供給源(13;63)またはそれらのあらゆる組み合わせを回転させるように構成された駆動装置(19)をさらに含む、請求項1に記載の放射源。 請求項3 前記燃料供給源(13;63)は、燃料リザーバ(16;66)から前記燃料リリース領域へと燃料を移送させるように構成された燃料移送システムを含む、または当該燃料移送システムの一部である、請求項1または2に記載の放射源。 請求項4 前記燃料移送システム(13;63)は、前記燃料リザーバから前記燃料リリースへと回転によって燃料を移送するように構成される、請求項3に記載の放射源。 請求項5 前記燃料供給源(13;63)は、前記第1電極(11)または前記第2電極(12)の一部ではなく、前記燃料供給源(13;63)は、前記第1電極(11;61)および前記第2電極(12;62)のいずれの一部でもないことが好ましい、請求項1〜4のいずれかに記載の放射源。 請求項6 前記燃料供給源(13;63)は、前記第1電極(11)および前記第2電極(12)の前記放電領域(Ed)に対して対称関係に前記燃料リース領域を位置決めするように構成される、先行する請求項のいずれかに記載の放射源。 請求項7 前記第1電極(11)および前記第2電極(12)はアノードを形成し、前記燃料供給源(13)は放電カソードである、先行する請求項のいずれかに記載の放射源。 請求項8 前記第1電極(11)および前記第2電極(12)はカソードを形成し、前記燃料供給源(13)は放電アノードである、請求項1〜6のいずれかに記載の放射源。 請求項9 前記第1電極(61)は、放電アノードであり、前記第2電極(62)は放電カソードである、請求項1〜6のいずれかに記載の放射源。 請求項10 前記駆動装置(19)は、前記第1電極(11)および前記第2電極(12)を回転させるように構成される、少なくとも請求項2に記載の放射源。 請求項11 前記第1電極または前記第2電極または前記燃料供給源またはそれらのあらゆる組み合わせを冷却するための第1冷却槽(14;64)をさらに含む、先行する請求項のいずれかに記載の放射源。 請求項12 前記燃料供給源(13;63)は、回転輪である、または回転対称もしくは円筒状の燃料供給ユニットである、または高電圧電力源に接続されている、またはそれらのあらゆる組み合わせである、先行する請求項のいずれかに記載の放射源。 請求項13 蒸発プラズマ燃料を生成するように構成された燃料蒸発システム(21;41)と、前記蒸発プラズマ燃料から放射放出プラズマ(Rp)を生成するために、使用中、間に放電(Ed)を生成するように構成された第1回転可能電極(11;61)および第2回転可能電極(12;62)と、前記第1回転可能電極(11;61)および前記第2回転可能電極(12;62)を冷却するように構成された冷媒を含む冷媒リザーバ(14、15;64、65)と、を含む、放射を生成するように構成された放射源。 請求項14 前記蒸発システムは、燃料小滴ジェネレータ(41)または燃料ジェットジェネレータを備える、請求項13に記載の放射源。 請求項15 前記燃料蒸発システムは、燃料供給源(13;63)を備える、請求項13または14に記載の放射源。 請求項16 前記放射源は、前記燃料供給源を回転させるように構成された駆動装置(19)を含む、請求項15に記載の放射源。 請求項17 前記燃料供給源は、燃料リザーバ(16;66)から蒸発領域へと前記燃料供給源の回転により燃料を移送するように構成および配置され、前記燃料蒸発システムは前記蒸発領域で前記プラズマ燃料を蒸発させるように構成される、請求項15または16に記載の放射源。 請求項18 前記第1回転可能電極(11;61)および/または前記第2電極(12;62)を冷却するように構成された冷却槽(14、15;64、65)をさらに含む、請求項13〜17のいずれかに記載の放射源。 請求項19 前記放射源は、前記第1回転可能電極(11;61)および/または前記第2回転可能電極(12;62)を回転させるように構成された駆動装置(19)を含む、請求項13〜18のいずれかに記載の放射源。 請求項20 少なくとも第1電極(11;61)および第2電極(12;62)を提供することと、燃料供給源(13;63)により、前記第1電極(11;61)および前記第2電極(12;62)から離隔した燃料リリース領域へと燃料を移送することと、前記燃料リリース領域から、前記第1電極(11;61)および前記第2電極(12;62)に関連付けられた放電経路へと向けて前記燃料のリリースを誘発することと、放電(Ed)を生成して、前記燃料リリース領域からリリースされた燃料から放射放出プラズマを生成することと、を含む、放射を生成する方法。 請求項21 前記燃料供給源は、第3電極(13;63)であり、放電は、一方の前記第1電極(11;61)および前記第2電極(12;62)の各々と、他方の前記第3電極(13;63)との間で誘発される、請求項20に記載の方法。記載の方法。 請求項22 前記放電は、前記第1電極(11;61)と前記第2電極(12;62)との間で前記燃料供給源を介さずに生成されている、請求項20または21に記載の方法。 請求項23 使用中、前記放射放出プラズマを圧縮する力を生成するべく前記電極間に延在する放電経路が実質的に湾曲するように前記電極を互いに対して位置決めすることを含む、請求項20〜22のいずれかに記載の方法。 請求項24 使用中、前記電極間に延在する放電経路が実質的に直線に沿うように、前記電極を互いに対して位置決めすることを含む、請求項20〜22のいずれかに記載の方法。 請求項25 前記電極(11、12;61、62)のうち少なくとも1つの電極の少なくとも一部は、熱除去媒体を通って回転している、または連続的に動いている、請求項20〜24のいずれかに記載の方法。 請求項26 前記燃料供給源(13;63)は、熱除去媒体を通って回転している、または連続的に動いている、請求項20〜25のいずれかに記載の方法。 請求項27 第1可動または回転可能電極(11;61)および第2可動または回転可能電極(12;62)を提供することと、各電極(11、12;61、62)を、熱除去媒体を通して回転させる、または動かすことと、前記電極(11、12;61、62)の近くでプラズマ燃料を蒸発させることと、前記電極間に放電(Ed)を生成して、蒸発プラズマ燃料から放射放出プラズマを生成することと、を含む、放射を生成する方法。 請求項28 前記蒸発させることは、燃料小滴または燃料ジェットを生成することと、前記生成された小滴またはジェットをレーザビームで照射することと、を含む、請求項27に記載の方法。 請求項29 放射ビームを生成することであって、少なくとも第1電極(11;61)および第2電極(12;62)を提供すること、燃料供給源により、前記第1電極(11;61)および前記第2電極(12;62)から離隔した燃料リリース領域へと燃料を移送すること、前記燃料リリース領域から、前記第1電極(11;61)および前記第2電極に関連付けられた放電経路へと向けて前記燃料のリリースを誘発すること、および放電を生成して、前記燃料リリース領域からリリースされた燃料から放射放出プラズマを生成すること、を含む、放射ビームを生成することと、前記放射ビームにパターンを形成して、パターン付き放射ビームを形成することと、前記パターン付き放射ビームを基板上に投影することと、を含む、デバイス製造方法。 請求項30 放射を生成することであって、第1可動または回転可能電極および第2可動または回転可能電極を提供すること、各電極を熱除去媒体を通して回転させる、または動かすこと、前記電極の近くでプラズマ燃料を蒸発させること、および、前記電極間に放電を生成して、蒸発プラズマ燃料から放射放出プラズマを生成すること、を含む、放射を生成することと、前記放射ビームにパターンを形成して、パターン付き放射ビームを形成することと、前記パターン付き放射ビームを基板上に投影することと、を含む、デバイス製造方法。 請求項31 放射を生成するように構成された放射源であって、プラズマ燃料から放射放出プラズマを生成するための使用に際して、放電を生成するように構成された第1電極(11;61)および第2電極(12;62)と、前記第1電極(11;61)および前記第2電極(12;62)と関連付けられた燃料リリース領域へプラズマ燃料を供給するように構成された燃料供給源と、前記燃料供給源により供給された燃料の前記燃料リリース領域からのリリースを誘発させるように構成された燃料リリース装置であって、前記燃料リリース領域は前記第1電極(11;61)および前記第2電極(12;62)から離隔された、燃料リリース装置と、を含む放射源と、前記放射にパターンを形成するように構成されたパターニングデバイスと、前記パターン付き放射を基板のターゲット部分へと投影するように構成された投影システムと、を含む、リソグラフィ装置。 請求項32 放射を生成するように構成された放射源であって、前記放射源は、蒸発プラズマ燃料を生成するように構成された燃料蒸発システムと、前記蒸発プラズマ燃料から放射放出プラズマを生成するために、使用中、間に放電を生成するように構成された第1回転可能電極(11;61)および第2回転可能電極(12;62)と、前記第1回転可能電極(11;61)および前記第2回転可能電極(12;62)を冷却するように構成された冷媒を含む冷媒リザーバと、を含む放射源と、前記放射にパターンを形成するように構成されたパターニングデバイスと、前記パターン付き放射を基板のターゲット部分へと投影するように構成された投影システムと、を含む、リソグラフィ装置。
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引用文献:
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